原発性シェーグレン症候群における血清IgGの糖鎖修飾の変化は、LCAレクチンによって有意に認識される

原発性シェーグレン症候群における血清IgGの糖鎖修飾の変化は、LCAレクチンによって有意に認識される

Key Laboratory of Rheumatology & Clinical Immunology, Ministry of Education, Beijing, Chinaらのグループは、原発性シェーグレン症候群患者の血清IgGの糖鎖修飾変化について報告しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9961092/

原発性シェーグレン症候群 (PSS) は全身性自己免疫疾患であり、全身性腺分泌機能が大幅に失われることで知られています。

40人のPSS 患者、50人の原発性胆汁性胆管炎 (PBC) 患者、および健康なボランティアである38人をコントロールとして、合計128種の血清IgGの糖鎖修飾の変化ををレクチンマイクロアレイを用いて評価しています。

その結果、PSSにおける血清IgGの糖鎖修飾の変化は、健常者およびPBC 患者と比較して、LCAレクチンの結合レベルを有意に増加させることが分かりました。バイオマーカーの候補となり得ます。

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