about US

Mx(合同会社エムック)は研究開発型の事業体であります。新商品を世の中にお届けする、それがMxの基本理念です。

エムック代表(山田雅雄)は、電気・電子工学分野(固体レーザー電磁波伝搬DRAM混載CMOS半導体デバイスX-線リソグラフィープラズマプロセス技術)、固体物性分野(光電子分光半導体表面・界面物理化学エネルギーバンド)、IT関連分野(パソコン制御ソフト深層学習ソフト、Homepage作成)、バイオテクノロジー分野(エバネッセント波・マイクロアレイスキャナー、SPRバイオセンサー、cDNAアレイレクチンアレイ、そして糖鎖アレイ)など、幅広い経験を積んでいます。

半導体工学からバイオテクノロジーまで、幅広い領域で培った経験を生かして、after コロナの世界を生き抜く為の新製品やサービスの研究開発および製造支援を行っています。

会社パンフレットはこちら(2023年2月5日現在)

代表略歴

代表 山田雅雄

現在、2020年11月よりMx(合同会社エムック)代表、2021年4月より横浜市立大学客員教授を兼任。

名古屋大学大学院工学研究科電気・電子工学専攻博士課程卒(工学博士)。
1983年~2002年:富士通株式会社電子デバイス事業本部を勤めた後、
2002年~2004年:日本レーザー電子株式会社(取締役/副社長)、
2004年~2009年:株式会社モリテックス(理事・グライコミクス研究所長)、
2009年~2013年:株式会社GPバイオサイエンス(取締役、起業者)、
2013年~2020年:株式会社グライコテクニカ(取締役)を経て、
2020年12月~2022年7月:同社最高技術顧問、
Stanford Univ. Consulting Associate Prof.(1989年~1991年)、名古屋大学客員教授(2001年~2002年)なども歴任。

2024年1月現在の代表の業績リスト(論文、競争的資金、特許など)

主な研究開発製品のリスト

研究者検索サイトresearchmapおよびORCIDおよびresearchgate

メッセージ

世界でいち早くレクチンマイクロアレイの商業化を進めた事業体のひとつがモリテックスのグライコミクス研究所であり、2007年に糖鎖プロファイリング・システム”GlycoStation”を上市しています。もうひとつの事業体がイスラエルのProcogniaであり、レクチンマイクロアレイを用いた糖鎖構造解析”GlycoScope”を上市しています。前者の技術は、モリテックス→GPバイオサイエンス→グライコテクニカと変遷をうけつつも、Mx(エムック)に受け継がれて現在に至っています。モリテックスからのGPバイオサイエンスのスピンアウトは、実は、2008年11月、ロンドンで開催されたグライコミクス研究所の代表者とプロコグニアの代表者が介しての特許紛争に関する合意によって実現したのです。

レクチンマイクロアレイ

新型コロナウイルス感染症は、まさに100年に一度の大規模なパンデミックとなり、その経済的な影響はリーマンショックを超える景気後退を招いています。世界中の研究者がCOVID-19の病態解明と治療薬やワクチンの開発に取り組んでいます。弊社のような弱小が勝つためには、自分たちの持てる力を一点に絞り込んで一点突破で突き進むしかありません。今こそ、我々が日本初の技術として培ってきた糖鎖とレクチンの技術”GlycoStation”を表舞台に引き上げ、全人類の健康と繁栄に貢献させる時です。「今でしょう」そう思って自分に鞭を入れています。我々の技術開発への思いは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の実用化ドキュメントにも掲載されています。
日本発の技術で糖鎖解析の世界スタンダードを目指す

エムックにおいては、これまでに培った技術を応用しながら、持続可能な世界の実現に向けて、環境再生型農業(世界80億人の食の安全)に着目し、新たなチーム作りで、光バイオームセンサーの開発とバイオスティミュラントの開発に歩みを進めようとしています。

しかしよくよく考えてみるに、細菌はすべての生命活動の土台となっていることに気が付きます。根圏・土壌細菌、腸内細菌はその典型例であります。見えない細菌に光バイオームセンサーを通じて光を当てることで、より豊かな生活を実現できればと思うのです。

横浜技術人図鑑より「糖鎖プロファイリング技術のご紹介」に変わって、GSR2200/2300のスキャン動作動画をご紹介

GSR2200/2300を、1×5 scanning mode、3秒露光で動かし、15秒でスキャンが完了している様子