COVID-19の確認された外来患者の場合には、mRNAワクチンの接種は一回で十分のようだ
Northwestern University Feinberg School of Medicine, USAらのグループは、以前にSARS-CoV-2に感染していた人と、していない人の間で、mRNAワクチンの1回或いは2回接種後のIgG中和活性に如何なる違いが生じているかについて報告しています。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8276631/ 次の三つのグループについて比較しています: (1)COVID-19群: COVID-19の確認された外来患者で回復した人達、 (2)血清陽性群: SARS-CoV-2のRBDに対して血清陽性ではあるが、COVID-19に対する急性ウイルス診断テストはない人達、 (3)血清陰性群: ワクチン接種前の以前のSARS-CoV-2感染に対して血清陰性の人達。 COVID-19群は、中和活性中央値%は、血清陽性群に比べて有意に高い(22.2 vs. 4.4, p < 0.001)。 COVID-19群は、ワクチン接種一回で、血清陽性群に比べて顕著に中和活性中央値%が高い(99.9 vs. 56 […]
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