COVID-19における気管支肺胞洗浄液(BALF)の病態変化

COVID-19における気管支肺胞洗浄液(BALF)の病態変化

San Martino Policlinico Hospital, Genoa, Italyらのグループは、COVID-19患者の気管支肺胞洗浄液(BALF)の特徴について報告しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8049078/

BALF中の細胞成分は、主に好中球とマクロファージであります(好中球の方が多い)。COVID-19で亡くなった人(non-survivors)と回復者(survivors)を比較すると、無くなった人の方がマクロファージの量が多いことが分かります(死亡者=35% vs 回復者=20%)。しかしながら、下表の全ての差異は統計的な有意差とはなっていないことに注意する必要があります。

Mx

糖鎖プロファイリング技術のパイオニア 環境再生型農業の実現

コメントは受け付けていません。

Powered by WordPress |Copyright © 2020 Emukk. All rights reserved