University College Londonらのグループは、新型コロナウイルス(COVID-19)に罹患してからの後遺症について報告しています。
https://f1000research.com/articles/9-1349/v1
96種の炎症性及び抗炎症性関連のタンパク質パネルのMS解析結果より、COVID-19に罹患した後、40日以上も炎症性のバイオマーカーやストレス起因のバイオマーカーに変化が残留しているとのことです。
具体的には、特に下記の6種のバイオマーカーに罹患後の影響が残留しているとのことです。
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peroxiredoxin 3 (PRDX3)
carbamoyl phosphate synthase (CPS1)
N-Myc downstream regulated gene 1 (NDRG1)
Collagen triple helix repeat containing 1 (CTHRC1)
Cystatin C (CYTC)
Progranulin (GRN)