2020年後半から新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の20G系統樹にQ677変異が急増している

University of Bern, Switzerlandらのグループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の20G系統樹(B.1.2)において、Q677に変異が入った株(Q677PとQ677H)が米国で急激に増加していることを報告しています。この変異はfurin cleavage site近傍に存在する為、感染力への影響が考えられますが、詳細な研究は今後の課題になります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33594385/