光バイオームセンサー(OBS)の実用化にむけて

エムックが開発を進める光バイオームセンサー(OBS)は、光ファイバーセンサーをベースとし、低価格・簡易・速いをモットーとして工夫を重ねたものであります。
OBSの1号機は、OBSの実証機であり、動作確認を行うことが使命でした。
OBSの2号機では、筐体を堅牢な黒アルマイトで仕上げ、光ファイバーセンサー部を交換可能とすることにより実用性を高めました。その結果、1,000個/mL~2億個/mLという広い測定レンジで細菌(生きたバクテリア)を計測できることを実証することができました。この実証作業は、対象とする細菌種を広げながら今後も行っていきます。
OBSの性能の一端をご紹介

OBSの3号機は、筐体のプラスティック化を進めることで筐体に滑らかな曲線を入れつつ、低価格の実現に駒を進め、商品化に目途を付けるものです。


ピペットホルダーにOBS2号機をセットし、サンプルを測定している様子