胚の着床には、胚と受容子宮内膜の糖鎖/レクチンの相互作用が必要

Shenzhen Key Laboratory of Metabolic Health, Center for Energy Metabolism and Reproduction, Shenzhen Institute of Advanced Technology, Chinese Academy of Sciences, Chinaのグループは、胚着床における糖鎖とレクチン相互作用の重要性について報告しています。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2090123224003060?via%3Dihub

栄養膜L-セレクチンと子宮内膜sLeX間の相互作用は、胚着床の根底にある糖鎖修飾依存性の接着機構として報告されていますが、ヒト胚の栄養外胚葉で発現するSiglec-6が、sTnで覆われた受容子宮内膜を認識し、胚着床を促進しているということも今回発見されたようです。