Department of Life Sciences, Imperial College, London SW7 2AZ, United Kingdom のグループは、ヒト・レクチンを用いたレクチンアレイに関する論文を発表しました。
ヒト・レクチンを搭載するレクチンアレイ
本論文は、2023年8月27日~9月1日に台北で開催されたGlyco 26において口頭発表された研究が論文化されたものです。
39種類のヒト・レクチンがスライドグラス上に固定化されています。
現存するレクチンアレイ(LecChipなど)は、主に植物レクチンを使用しています。このタイプのレクチンアレイは、比較糖鎖プロファイリング解析を行う上にいては、十分強力です。しかしながら、ヒトと病原体との相互作用を解析するには、このタイプのレクチンアレイよりも、ヒト・レクチンアレイを用いた方がベターかも知れませんね。