Glyco26番外編:台北の秋葉原、光華商場と光華国際電子広場

台湾はTSMCをはじめ世界最先端の半導体ファンドリーメーカーが存在し、電子部品の製造供給ではなくてはならない存在となっています。弊社のGlycoStationにも台湾製のデバイスが多数使われています。そんな台北には、「台北の秋葉原」と呼ばれる場所が存在します。

MRTの忠孝新生駅が最寄り駅であり、徒歩圏内に多数の電子部品のショップがあります。中でも有名なのが「光華商場」ですが、電子部品では「光華国際電子広場という地下街」の方が品揃えが多いように思います。この二つの場所を下記の地図に示します。

その実際の「光華国際電子広場」のお店の感じを幾つか写真をアップしてご紹介します。

一方の「光華商場」は、6階建てのビルであり、多数のショップが入居していますが、一階はパソコンを中心にした完成品販売のフロアーとなっており、上階は電子部品が中心ですが上階に上がるほど休業状態のお店が増えており、寂れた感じがします。部品を探すなら、絶対「光華国際電子広場」の方が良いです。一階は、台湾を代表する電子機器メーカーのASUS、Acer、MSiらの販売ショップが並んでいます。

秋葉原のヨドバシカメラやソフマップ、それに秋葉原ラジオ会館らの方が良さげです(笑)。

Glyco26番外編:台北の渋谷・原宿と言われる西門

Glyco26に参加する為の台北のホテルは、西門に取りました。MRTの西門駅周辺は、若者の街でまさに渋谷・原宿あたりを歩いている感じです。

Glyco26のとある夜、ホテルへの帰り道に西門でレストランを探しました。予約などしていないので、入る店、入る店が満杯で、渡り歩くこと数件、「熊一頂級焼肉西門店」に漸く入ることができました。このあたり、それにしても焼き肉屋が多いです。このお店は二時間食べ放題なのですが、10分毎にしか注文できないとのことで、結局食べられる総量は限られてしまいますね(笑)。

お店を外から見るとこんな感じです。正面2階のお店です。

焼肉はどうでしょう、第一級という事はないです。例えば、日本の牛角と比較すると、明らかに肉質は劣る感じがしました。入店したときは気が付かなかったのですが、ビールサーバーがあって、何杯でも飲めるようです。しかし、アワばかり出てきて、なかなかコップを一杯にできません(笑)。アイスクリームも食べ放題でして、デザートに頂きましたが、このアイスクリームはなかなか美味しかったです。キムチもなかなかに美味しい味でした。

泊まったホテルをご紹介しましょう。「パパ・ホエール」です。とても味のあるホテルです。ホテルの壁面には大きなクジラの絵が描かれていて、内装はレトロな感じです。宿泊費の割にコストパフォーマンスは高いと思います。

朝食会場は広くて種類も多く、とてもポイントが高いと思いました。

パパ・ホエールの地下1階はリフォームしてあって窓はないですが、部屋もきれいですし、なかなか快適です。このホテルに宿泊するなら、B1の部屋を予約した方が満足感が高くなると思います。2階の部屋のベッドとB1のベッドの違いをお見せします。なんと2階のベッドは、木材を積み重ねて作ってあります。こんなベッド見たことないです(笑)。2階は部屋の作りも本当に古いです。

西門には龍山寺もあり、台北の新旧が同居している面白い街ですね。

Glyco26番外編:寧夏夜市に行ってみた

台北に来たら「夜市に行ってみろ」ということで、Glyco26のとある夜、寧夏夜市に行ってみました。

この夜市は台北駅から1.5km程度の距離かと思います。
台北円環という五差路の一番細い道が寧夏路であり、ここに夜市が立ちます。
ここの臭豆腐の匂いは自分には強烈で、この匂いが立ち込める屋台周辺では物を買って食べる気が全くしませんでした。

ということで、夜市の屋台を避け、冷房が効いていて臭豆腐の匂いがしない路地のお店に入りました。
入ったお店は「鬍鬚張魯肉飯(美食文化館)」でして、知らなかったのですが魯肉飯の大手チェーン店みたいで、しかもここが本店だそうです(無茶苦茶ラッキー)。帰国して調べたら、日本にはなぜか石川県に2店舗あるらしいです。
注文はキャッシャーに直接注文し、支払いもキャッシャーで現金払いです。
台湾ビールが置いてないのがとても残念です。
台湾のお店では、アルコールが置いてあるところが少なく、自分のように食前酒としてビールを飲みながら、つまみとともに焼酎や日本酒を楽しみ、最後にご飯ものを〆で頂くという食事スタイルにはかなりつらい夕食です(笑)。
でも、ここのお店の鶏肉飯や魯肉飯とセットになっている貢丸湯は、さっぱりしていてとても美味しいと思います。
鶏肉飯には、多くの付け合わせが乗っていてお得感が高いです。味付けですが、自分には甘すぎる感じがして、もう少しあっさりした味が良いかもですね(笑)。

食後、コンビニで台湾ビールを買って飲みました。
ご飯を食べてからアルコールというのは主義ではないのですが、致し方ない(笑)。

あの~~~~、ブタさんが散歩してるんですが・・・・(笑)

Glyco26番外編:台湾・九份を旅行したら天燈の発祥地でもある十分へも行かねば損

台北へ旅行したら外せないのは、故宮博物館と九份ですよね。でも九份へ旅行するなら、ランタン(天燈)の発祥地でもある十分に立ち寄らない手はないですよね。

十分に行く場合は瑞芳駅で平溪線に乗り継ぎます。
台北駅から瑞芳駅への移動方法については、先のブログ「番外編:台北に旅行したら外すべからず九份観光、台北から九份往復の実際」を参照ください。

十分では、「ランタン(天燈)飛ばし」を体験することが出来ます。ランタンは、願い事を書いて空に飛ばすのですが、願い事の種類によって色が違います。赤色のランタンは健康運、黄色のランタンは金運、緑色のランタンは成功運、多くの願い事をすると値段もあがります(笑)。

十分の街中を通る「ローカル線」も見ものです。
車両が店の軒先に振れそうな程に狭い線路をゆっくりと車両が進んでいきます。
一時間に一本程度の頻度なので、線路脇はもとより、線路上からノスタルジックな十分の街並みを堪能することができます。ランタンは線路上から飛ばします。
車両が近づくと駅員さんが笛を吹いて知らせてくれるので安心です。

ここを走る車両は、ディーゼルです。十分を観光して、いざ帰ろうという時間に、十分全体が停電に会うというトラブルに見舞われました。当然、TPASSも動きません。どうしたものか?と思っていると駅員さんが説明を始めました。中国語なのでさっぱりわかりません。しかし、幸いにも車両はディーゼルなので、車両は時間通りに駅に入ってきました。駅員さんも何もなかったかのように乗客を誘導します。特に「十分から乗ったという紙切れ」をくれるわけでもなく、皆さんも普通に改札を抜けて車両に向かいます。

瑞芳に着いたら、窓口に皆さんが並んでいるので、自分もその列に並びました。「十分から来た」と駅員さんに告げると、TPASSの記録を書き換えて運賃が精算されるようでして、自分もそのまねをしました。十分のことは「シーフェン」と発音すれば通じます。

十分の街はずれから線路を見ると、よれよれした線路が雑草に埋もれていて、何とも寂れた雰囲気で郷愁を誘います。

十分の駅近くに「静安吊り橋」があります。是非渡ってみてください。ゆらゆら揺れるつり橋が十分の思い出を更に深くしてくれるでしょう。
欄干には印象的な彫刻が施されていました。

九份と十分は合わせて旅行すると台北の思い出がより深くなると思います。

Glyco26番外編:台北に旅行したら台湾一のパワースポット龍山寺に参拝しよう

台北へ旅行したら、台湾一のパワースポット龍山寺にお参りしない手はありません。
Glyco26に参加するために台北を訪れたのですが、空き時間を捻出して龍山寺に参拝し、台湾のパワーを頂いて参りました。

龍山寺は、地下鉄(MRT)の青色の板南線に乗り、龍山寺駅で降りればすぐ近くです。

参拝した時間には、ちょうどお坊さん達がお経を唱えていました。日本のお寺さんのお経とは何やら感じが違います。厳かで厳粛な響きという感じではなくて、何だか踊り出してしまいそうな楽し気なお経なのです。

短いですが、その様子を動画(Youtube)にして見ましたので、音を出して聞いてみてください(もっと長く録画してくるんだったなと後悔の念)。

お寺の雰囲気も、彩色豊で日本の「わびさび」を基調としたお寺さんの雰囲気とは若干違います。

皆様も是非、台湾のパワースポット龍山寺にお参りしてみてください。

Glyco26番外編:台北に旅行したら外すべからず故宮博物館、故宮博物館への行き方

台北へ旅行したら外せないのは、故宮博物館と九份ですよね。 Glyco26に参加するために台北を訪れたのですが、空き時間を捻出して故宮博物館を観光してきました。 今回自分が実際に利用した台北駅から故宮博物館への移動方法について具体的にご紹介したいと思います。

台北には6本の地下鉄(MRT)路線があります。MRTやバスに乗るためには、先にご紹介した「番外編:台北に旅行したら外すべからず九份観光、台北から九份往復の実際」に記載したTPASSを使いました。駅の自動改札機は、日本のそれとは少し形が違っていて、TPASSを認識させるには、きちんと方向を揃えて押し付ける感じにしないと行けません。結構エラーが発生する感じでして、何回もTPASSを押し当てる作業を強いられたことがあります。日本の自動改札機をPASMOやSuicaで通過する場合より丁寧な操作が必要です。

さて、使用するMRTの路線は、赤色の淡水信義線です。台北駅からMRTに乗り、士林駅でおります。故宮博物館へは、ここからバスに乗りますが、バス停は1番出口を出て高架下の信号の手前を右に曲がると直ぐ近くにあります。故宮博物館に行くには「紅30」と書かれたバスに乗るのが一番便利です。10分ほどで故宮博物館に到着です。

故宮博物館は、9時から開きます。混雑を避けるため、朝一番で乗り込むことをお勧めします。11時を過ぎるとかなり混んできます。ルーブル美術館やメトロポリタン美術館にも行ったことがあるのですが、キリスト教を色濃く反映するこれら欧米の美術館と比べると、中国四千年の歴史と仏教を色濃く反映するまさに東洋を代表する博物館であることが実感できます。展示物を全てご紹介することは不可能ですので、代表的な展示物をコラージュしてご参考致します。

皆様も是非一度はご覧になって見てください。なお、地下一階に大きなショップがあり、品数も豊富ですのでお土産探しにはとても良いです。ここはクレジットカードが使えるので助かりました。白菜も小から大まで4種類くらいのサイズで売っていました。

Glyco26番外編:台北に旅行したら外すべからず九份観光、台北から九份往復の実際

台北へ旅行したら外せないのは、故宮博物館と九份ですよね。
Glyco26に参加するために台北を訪れたのですが、空き時間を捻出して九份を観光してきました。

今回自分が実際に利用した台北から九份への移動方法について、その往復を具体的にご紹介したいと思います。
九份へは、台北駅から台湾鉄道(TRA)に乗り、台北駅→松山駅→南港駅→汐科駅→汐止駅→五堵駅→百福駅→七堵駅→八堵駅→暖暖駅→四脚亭駅→そして瑞芳駅へ向かいます。
台北駅から瑞芳駅までは直通の電車もありますが、そうでない場合は八堵駅で乗り継ぎします。
なお、十分に行きたい場合は瑞芳で平溪線に乗り継ぎます。平溪線は本数が少ないので時刻表を確認して無駄なく観光できるようにした方が良いです。
さて、瑞芳駅についたら、バスに乗り継いで九份老街で降ります。バス停は、瑞芳駅から歩いて3分強ほどのところにあります(下図を参考にしてください、駅前の大きな道を左方向へ3ブロック一直線です)。

台湾では、2023年7月1日からTPASSというカードが発行されており、駅の窓口で悠悠カード(EasyCard)を下さいと言うとTPASSが押し売りされます。しかし、問題ありません。悠悠カードとは完全互換であり、台湾の鉄道、地下鉄(MRT)、バス、コンビニなどで使用可能です。日本のPASMOとほぼ同じと思えば間違いないです。コンビニらでの少額の支払いには、悠悠カード(TPASS)を使うのが便利です。チャージは駅でできます。なお、カードの購入には100元取られます。

九份老街のバス停で降りるとすぐ近くに基山観海亭という展望台があります。まずは、ここに上って九份の風景を堪能しましょう。遠くに見える小島が空に浮いているように見えませんか?

展望台を降りて、右手方向に道なりに歩いていくといよいよ基山街の入り口が見えてきます。基山街は、細くて長いノスタルジックな商店街で、400m程歩くと阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)がある場所にたどり着きます。千と千尋の神隠しのモデルになった場所とも言われますが、その真偽は自分には定かではありません。

この商店街でお土産を買いたかったのですが、全部といっても間違いではないと思うのですがクレジットカードが使えるお店がなく、悠悠カードの残額も多くはなく、最近は国内では現金を基本的に持ち歩かない習慣になってしまっていて、台湾でも現金は最低限しか持っていなかったので、やむなく九份でのお土産の購入は断念しました。将来的には分からないですが、台湾はまだまだ現金社会なので、ある程度現金(2~3千元)を持っていたほうが良さそうです。もちろん、ホテルやデパート、大手のお店などではクレジットカードは問題なく使えます。しかし、AMEXはまず使えないと思ったほうが良いですね。

基山街にも少ないですがところどころで、「臭豆腐の生ごみが腐ったような匂い」がする場所があります。自分はあの匂いは耐えられなくて、皆様もお気を付けください。台北の夜市の匂いはここ九份とは比べ物にならないくらい強烈でして、夜市の雰囲気は一回味わえばもう良いかな~~という感じです。「臭すぎです!」あの場所で物を食べる気には自分は到底ならないです(笑)。

阿妹茶樓周辺の写真を取るには、反対側にある海悦楼景観茶坊の階段辺りが絶景ポイントになります。しかし、階段のところにはロープが張られていて立ち入りが出来ない様になっていました。ところがところが、見張り人の方が「日本人ですか?」って聞いてきて、「はいそうです」と答えたら、ロープを外して招き入れてくれました。おかげ様で良い写真が取れました。

ということで、夕食はこのお店(海悦楼景観茶坊)で取りました。
これぞ中華という感じで、美味しく頂けました。

帰りは、九份老街のバス停から台北に戻る直行便があります。1062番と965番のバスです。しかし、台湾の夜はとても早く、8時も過ぎると基山街のお店もほとんどが閉店してしまいますし、バスも9時が最終らしいのですが、本数が少なく、いつ来るか不明でして、仕方なく、来た道をそのまま戻ることにしました。つまり、九份老街からバスで瑞芳駅に移動し、TRAに乗って台北に戻りました。

九份観光のご参考になれば幸いです。