Glyco26番外編:台北に旅行したら外すべからず九份観光、台北から九份往復の実際

台北へ旅行したら外せないのは、故宮博物館と九份ですよね。
Glyco26に参加するために台北を訪れたのですが、空き時間を捻出して九份を観光してきました。

今回自分が実際に利用した台北から九份への移動方法について、その往復を具体的にご紹介したいと思います。
九份へは、台北駅から台湾鉄道(TRA)に乗り、台北駅→松山駅→南港駅→汐科駅→汐止駅→五堵駅→百福駅→七堵駅→八堵駅→暖暖駅→四脚亭駅→そして瑞芳駅へ向かいます。
台北駅から瑞芳駅までは直通の電車もありますが、そうでない場合は八堵駅で乗り継ぎします。
なお、十分に行きたい場合は瑞芳で平溪線に乗り継ぎます。平溪線は本数が少ないので時刻表を確認して無駄なく観光できるようにした方が良いです。
さて、瑞芳駅についたら、バスに乗り継いで九份老街で降ります。バス停は、瑞芳駅から歩いて3分強ほどのところにあります(下図を参考にしてください、駅前の大きな道を左方向へ3ブロック一直線です)。

台湾では、2023年7月1日からTPASSというカードが発行されており、駅の窓口で悠悠カード(EasyCard)を下さいと言うとTPASSが押し売りされます。しかし、問題ありません。悠悠カードとは完全互換であり、台湾の鉄道、地下鉄(MRT)、バス、コンビニなどで使用可能です。日本のPASMOとほぼ同じと思えば間違いないです。コンビニらでの少額の支払いには、悠悠カード(TPASS)を使うのが便利です。チャージは駅でできます。なお、カードの購入には100元取られます。

九份老街のバス停で降りるとすぐ近くに基山観海亭という展望台があります。まずは、ここに上って九份の風景を堪能しましょう。遠くに見える小島が空に浮いているように見えませんか?

展望台を降りて、右手方向に道なりに歩いていくといよいよ基山街の入り口が見えてきます。基山街は、細くて長いノスタルジックな商店街で、400m程歩くと阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)がある場所にたどり着きます。千と千尋の神隠しのモデルになった場所とも言われますが、その真偽は自分には定かではありません。

この商店街でお土産を買いたかったのですが、全部といっても間違いではないと思うのですがクレジットカードが使えるお店がなく、悠悠カードの残額も多くはなく、最近は国内では現金を基本的に持ち歩かない習慣になってしまっていて、台湾でも現金は最低限しか持っていなかったので、やむなく九份でのお土産の購入は断念しました。将来的には分からないですが、台湾はまだまだ現金社会なので、ある程度現金(2~3千元)を持っていたほうが良さそうです。もちろん、ホテルやデパート、大手のお店などではクレジットカードは問題なく使えます。しかし、AMEXはまず使えないと思ったほうが良いですね。

基山街にも少ないですがところどころで、「臭豆腐の生ごみが腐ったような匂い」がする場所があります。自分はあの匂いは耐えられなくて、皆様もお気を付けください。台北の夜市の匂いはここ九份とは比べ物にならないくらい強烈でして、夜市の雰囲気は一回味わえばもう良いかな~~という感じです。「臭すぎです!」あの場所で物を食べる気には自分は到底ならないです(笑)。

阿妹茶樓周辺の写真を取るには、反対側にある海悦楼景観茶坊の階段辺りが絶景ポイントになります。しかし、階段のところにはロープが張られていて立ち入りが出来ない様になっていました。ところがところが、見張り人の方が「日本人ですか?」って聞いてきて、「はいそうです」と答えたら、ロープを外して招き入れてくれました。おかげ様で良い写真が取れました。

ということで、夕食はこのお店(海悦楼景観茶坊)で取りました。
これぞ中華という感じで、美味しく頂けました。

帰りは、九份老街のバス停から台北に戻る直行便があります。1062番と965番のバスです。しかし、台湾の夜はとても早く、8時も過ぎると基山街のお店もほとんどが閉店してしまいますし、バスも9時が最終らしいのですが、本数が少なく、いつ来るか不明でして、仕方なく、来た道をそのまま戻ることにしました。つまり、九份老街からバスで瑞芳駅に移動し、TRAに乗って台北に戻りました。

九份観光のご参考になれば幸いです。