酸化チタン(TiO2)コーティングでSARS-CoV-2を急速に不活化できる

Cambridge Institute of Therapeutic Immunology & Infectious Disease (CITIID), University of Cambridge, Cambridge, UKらのグループは、SARS-CoV-2が酸化チタン(TiO2)コーティングで急速に不活化できると報告しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8450774/

生きたSARS-CoV-2ウイルスが、TiO2 表面で、わずか20分の光照射でほとんど不活化できます。
5時間後では、生きたウイルスは残っていませんでした。
特質すべきは、SARS-CoV-2ウイルスは未処理のポリスチレン表面では、5時間経過しても感染性をまったく失っていないということです。

このTiO2コーティングは、半年から1年毎の再コーティングで十分であり、将来にわたっても広く応用することが可能です。