膣内バクテリアが持つレクチン群の存在割合とそのフォールディング分子構造

University Grenoble Alpes, Franceらのグループがまとめ上げた膣内バクテリアが持つレクチン群の存在割合とそのフォールディング分子構造をご紹介します、面白い情報だと思います。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8206207/

膣内バクテリアのレクチンフォールドの存在割合は、UniLectin3D databaseの情報が使われています。2278種がこのデータベースには登録されており、合計35種類のフォールドが同定されました。上位6種類の存在割合とそのフォールディング構造は下記と下図のようです。

β-Sandwich/pili and adhesins fold=22.4%,
α/β OB fold=16.9%,
β-Trefoil fold=14.5%,
β-Sandwich/2 calcium lectin fold=13.4%,
β-Propeller fold=6.6%,
β-Sandwich with galactose-binding domain-like fold=6.6%,
others=19.5%