トリプルネガティブ乳がんをエクソソームの糖鎖プロファイリングから診断する

Beijing Engineering Research Center for BioNanotechnology, CAS Key Laboratory of Standardization and Measurement for Nanotechnology, National Center for Nanoscience and Technology, Beijing, Chinaらのグループは、トリプルネガティブ乳癌を診断する為にエクソソームの糖鎖プロファイリングの変化を使用しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10937950/

3種類のレクチン(ConA, WGA and RCA I)のパネルをTNBCに特異的なエクソソームの糖鎖プロファイリングを検出する為に使用しています。
結果として、これら3種類のレクチンの加重和を用いることで、TNBCを他の乳癌(BC)や健常者(HD)からAUC=0.91という値を持って区別することが出来たとのことです。