COVID-19での入院治療の必要性判断は、わずかに二つのパラメータでOK: IL-6とCRP

80,000を超えるサンプルを通じての研究調査から、IL-6とhs-CRPの数値が、それぞれ≥10 pg/mL 、≥10.0 mg/Lとなっている場合には、入院して治療にあたるべしという基準が提案されています。わずかに二つのパラメータで必要充分であるという結論です。

詳しくは、IL-6の中央値は、コントロールと外来で変わっていませんが、入院患者では、何と75倍も高くなっています(p<0.0001)。同様に、hs-CRPの中央値も、コントロールと外来で大差はありませんが、入院患者では80倍も高くなっていました(p<0.0001)

これは、Boston Heart Diagnostics/Eurofins Scientific Network, USA, らのグループの報告です。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8191995/